GIF と JPG:正反対の用途のために作られた形式
GIF は 1987 年、わずかなベタ色で構成されたシンプルなグラフィックのために設計されました。JPG はその数年後、写真のために登場した形式です。GIF JPG 変換は画像を一方の世界からもう一方へ移す作業なので、両者の得意分野を知っておくと結果を予想しやすくなります。
256 色か数百万色か
GIF の 1 フレームに収まる色は最大 256 色です。JPG はフルカラーを保存でき、なめらかな陰影や空、肌をとても効率よく表現します。そのため写真のような GIF や、動画から切り出したミームには JPG が最適です。
くっきりした輪郭か、柔らかな圧縮か
JPG は細かなディテールをならして圧縮するため、写真には向きますがシャープな線はぼやけます。GIF はすべてのピクセルを正確に保ちますが、色数が足りなくなります。文字や線画、ロゴは PNG に変換するほうが適しています。
今でも JPG が必要とされる理由
アップロードフォームや印刷サービス、古いアプリの多くは JPG と PNG には対応していても GIF は受け付けず、JPG しか受け付けないものも少なくありません。GIFをJPGに変換すれば、そうした場面でも静止画として通せます。
ファイルサイズはどうなる?
写真のような GIF は小さくなる
動画クリップから切り出した GIF は、陰影を密なディザで表現しています。同じフレームを画質 92% の JPG にすると、数分の 1 のサイズになるのが普通です。なめらかな階調を表すのは、256 色のパレットより JPG のほうがはるかに効率的だからです。
ベタ塗りのグラフィックは大きくなることも
単色の広い面を持つ小さなロゴやアイコンは、GIF が非常にコンパクトに格納できる画像です。JPG にすると大きく、少しぼやけて出てくることがあります。それは PNG にすべき画像だというサインです。
GIFをJPGに変換する 3 ステップ
GIF ファイルをドロップ
破線のエリアに GIF を 1 つ以上ドラッグするか、クリックしてファイルを選択します。静止画 GIF にもアニメーション GIF にも対応し、アップロードは一切ありません。
フレームと背景色を選ぶ
フィルムストリップで目的のフレームをクリックします。GIF に透明部分がある場合はその部分を何色にするかを選び、ファイルを小さくしたいときは「画質」を調整します。
JPG をダウンロード
「ダウンロード」をクリックすると JPG が 1 枚保存されます。「フレーム」を「全フレーム(ZIP)」に切り替えれば、全フレームを番号付きの JPG として取得できます。
GIF を 1 つ以上ドロップします。
フレームと背景色を選びます。
JPG、または全フレームをまとめた ZIP をダウンロードします。
透明部分はどうなる?
JPG には透過の仕組みがまったくありません。すべてのピクセルに色が必要なので、GIF の透明部分は何かの色で埋めることになります。
意図しない黒い四角
変換ツールによっては、空のピクセルの中身が黒であるため、透明部分を黒で埋めてしまいます。すると透明背景のスタンプが、黒い四角の中に入った状態で出てきます。
適切な色を選ぶ
このツールでは色を選べます。文書やフォーム、印刷には白が、ダークなデザインには黒が合います。ウェブページに使うなら、カスタムの色見本でページ自体の背景色を選べば、JPG がまるで透過しているかのようになじみます。
透過を残したい場合は?
画像を透けたままにする必要があるなら、JPG は適した形式ではありません。代わりに GIF PNG 変換を使ってください。
ディザリング、画質、ファイルサイズ
写真や動画から作られた GIF は、ディザリングで色数を補っています。細かな点の模様を、目がなめらかな色調として混ぜ合わせる仕組みです。
JPG がディザを苦手とする理由
JPG の圧縮はなめらかな領域向けに作られています。ディザパターンはその正反対で、ピクセルごとに絶えず明暗が入れ替わります。画質が低いとエンコーダーはそれをにじんだシミに変え、画質が高いとパターンは残りますがファイルが大きくなります。
画質の決め方
GIF JPG 変換では画質 90〜92% が最適です。ディザがきれいに残り、ファイルもロスレスの PNG よりはるかに小さく収まります。75〜80% まで下げるのはサイズ上限でやむを得ないときだけにして、プレビューで確認してください。
厳密なサイズ上限がある場合は?
92% で変換してから、100 KB に圧縮や JPEG 圧縮を使ってください。上限内で最良の画質を探してくれます。
最適なフレームを選ぶ — または全部を取り出す
アニメーション GIF の最初のフレームが最良とは限りません。フェードインは暗い画面から始まりますし、リアクション GIF の多くは途中で決定的な瞬間を迎えます。
代表フレームを選ぶ
フィルムストリップには、再生中に表示されるとおりの姿で全フレームが並びます。オチの瞬間、商品の全体が写った場面、顔が最もはっきりしたカットなど、伝えたい内容を表すフレームを選べます。そのフレームが、サムネイルやスライド用の画像、印刷する静止画になります。
アニメーションを静止画に分解する
「全フレーム(ZIP)」を選べば、各フレームを番号付きの JPG として取得でき、スライドショーやコンタクトシート、連続画像の PDF にすぐ使えます。GIF のフレーム抽出でも各フレームは完全な形に復元されるので、GIF が小さなパッチとして保存していたフレームも欠けずに出てきます。
ZIP 内のファイルには、GIF の名前にゼロ埋めのフレーム番号を付けた名前(例:party-frame-007.jpg)が付くため、どのフォルダーやスライドショーアプリでも再生順に並びます。
用途別 GIF JPG 変換の設定
| 用途 | 画質 | 背景 | フレーム |
|---|---|---|---|
| アップロードフォーム・求人サイト | 92% | 白 | 選択したフレーム |
| メール添付 | 85% | 白 | 選択したフレーム |
| 動画やブログのサムネイル | 92% | ページの背景色 | 最適なフレーム |
| 印刷 | 95–100% | 白 | 選択したフレーム |
| アニメーションのスライドショー | 85–92% | 任意 | 全フレーム(ZIP) |
GIF JPG 変換を避けるべきとき
写真のような内容なら JPG が正解です。ただし、次の 2 種類の GIF はほかの形式のほうが適しています。
文字、ロゴ、線画
シャープな輪郭とベタ塗りは、まさに JPG がぼかしてしまうものです。小さな文字の周りにはぼやけたにじみが出て、ベタ塗りの部分にはうっすらとブロック状のノイズが現れます。こうした画像は、ピクセル単位で完璧に保てる PNG に変換してください。
動きが重要なとき
JPG は 1 枚の静止画です。アニメーションそのものが目的なら GIF のままにするか、使用先が動画を受け付けるか確認しましょう。
画面録画はその中間です。フレームの大半が文字やボタンなら PNG のほうが読みやすく保てますし、大半が動画や写真なら JPG で問題ありません。
GIFをJPGに変換したあとは
多くのサイトでは、次にサイズや寸法の条件が求められます。画像リサイズで正確なピクセル数に、100 KB に圧縮でアップロード上限に対応でき、共有する予定のフレームには透かしを追加できます。
透過のある静止画やピクセル単位で正確な静止画が必要なら、GIF PNG 変換を使ってください。そのほかの形式の組み合わせは、すべて画像変換ツールにあります。